ぶらり北欧、街あるき 第1回 北欧の街で見つけたグッドデザイン
みなさんこんにちは!
「ぶらり北欧、街あるき」と題して送るミニコラム。
北欧ヴィンテージのWEBSHOP「ピップリ」を運営する、
私ワダがお届けいたします。
内容は主に、北欧での買付中に目にしたもの、触れたもの。
北欧の人々が日常で接していることの中に、
北欧ならではの優れたデザインやかわいらしさがあったり、
落ち着いた空気や人々の心、そしてヴィンテージ食器のお買いものなどについてあれこれと綴っていきたいと思います。
第1回は、北欧の街で見つけたグッドデザインをご紹介。
現地の人々にとっては当たり前のことでも、
日本から来た人間にとってはちょっとした感動の宝庫です。
まずは、行きのFINNAIR機内にて。
食事前に配られたお手拭きなどのデザインに惚れ惚れ。
フィンランドのナショナルカラーである青の使い方が秀逸で、
使うのがもったいないほどでした。
フィンランドの牛乳パックには、こんなデザインが。
「maito」=牛乳でそのままなのですが、
日本に持って帰りたくなるほどのかわいらしいデザイン。
いいなあ、フィンランドの人。
ちなみにコーヒー用の小さなテトラパックはさらにかわいかったですよ。
ヘルシンキの港では、桟橋に掲げられた船のマークが素敵でした。
続いてスウェーデン編。
どこにでもある普通のポストがとっても良い感じなんです。
黄色と青の国旗カラーですが、派手ではない色のくすみ加減が絶妙です。
横についている王冠とホルンの郵便局マークもかわいい。
とある公園内のカフェは、スウェーデンらしい赤い壁の建物に、
これまた黄色と青のマークが。
スウェーデンでは国旗カラーのものをよく目にします。
IKEAもそうですしね。
ホームセンターでは、クールな消火器を見つけましたよ。
赤もあったけれど、白と黒がくやしいくらいかっこいい。
日本はおそらく消防法で赤以外は不可能でしょう。
トイレの性別のサインも、シンプルでスタイリッシュ。
かと思えば、街中にはこんなかわいらしい売店もところどころに建っていました。
家具や食器もそうですが、
シンプルでモダンなイメージがある一方で、
レトロでかわいらしいデザインも溶け込んでいる北欧。
無駄なものをそぎ落とし、
落ち着いた空気がそこらじゅうに広がっている北欧の街中は、
とても心地よい気持ちになれる場所です。
・プロフィール
和田英朗
2007年から都内某インテリアショップに勤務、店長を歴任。
その時に出会った北欧食器に強く惹かれ、
2012年に北欧ヴィンテージ専門のWEBSHOP「pippuri(ピップリ) http://www.pippuri.jp/」を立ち上げる。
年に1回程度、フィンランド・スウェーデンにて現地買付を行い、
1950〜80年代ならではの素朴な北欧デザインの素晴らしさを伝えるべく、
催事にも積極的に出店している。